- 11/08/05
- 成功のポイント
1.診療圏調査とは
診療圏調査を知っていますか?
聞いたことはあるでしょうが、その中身や重要性を充分知っていますか?
この調査は、開業の成功・不成功を左右するといっても過言ではありません。

診療所(医院、クリニック)を開業する場合、はたしてその場所(物件)で
開業が成功する否かを分析する必要があります。その分析の基礎になるものが診療圏調査です。
通常、商店の出店に際しては、マーケットリサーチ調査を実施して、どの地理的範囲まで
訴求力が及ぶか(商圏)を想定し、商圏内の世帯数、年齢構成といった諸要素に購買率を掛けて
売上見込みを算出し、経営計画の根拠とするといった手順を踏みますが、診療圏調査も
考え方の基本はそれと同じです。
2.診療圏調査の手順
診療圏調査は、通常次のような手順にしたがって行われます。
(1)立地概要調査
開業予定地周辺の地理的条件などを調べるため、全体を俯瞰できるように地図などを購入して
地理的範囲を視覚化し、さらに人口の分布をその地図に落とし込みます。また、できれば
通勤や通学、買い物などの住民の生活動線を調査し、駅や停留所の位置、乗降者数、商店街などの
人の流れを左右する要因も盛り込みます。それによりひと目で全体的な地域特性をデータとして
把握できるようにします。
(2)診療圏の設定
開業予定地の周囲全体から自院の診療圏の設定を行います。
診療圏とは、患者の来院が通常認められる地理的範囲をいいます。この診療圏は、一般的には
地域性を加味して、開業予定地を中心として、半径500メートル/徒歩約10分圏内を一次診療圏(来院確率が高い地域)、
半径1㎞/徒歩20分圏内(またはバス・車利用)の距離を二次診療圏として設定します。しかし、これは都市部に該当する
考え方で、地方都市や農漁村地域(人口密度が低く、移動が主として車である地域)は、1次診療圏を1km、
2次診療圏を3km程度に設定しても問題ないでしょう。
但し、診療圏内であっても大きな河川、鉄道、幹線道路等によって診療圏が分断されているといった
地理的、社会的要因があります(診療圏の分断事由)。その場合は、分断事由を加味して診療圏を限定して捉える必要があります。
また、提供する医療サービスの専門性により診療圏の範囲を加減して設定することも必要になってきます。
診療圏の設定は、距離的要因を基礎に考えますが、各種の要因(地形的環境、交通の便や道路事情などの社会環境)を踏まえて、
来院のしやすさを基準に設定すべきです。
(3)診療圏内人口調査
開業地予定地周辺の人口、世帯数、年齢別人口、夜間人口・昼間人口の比率、過去または
将来の人口の変動傾向などを調査し、医療マーケットとししての基礎資料を整えます。
そして、来院患者数の検討のためには、診療圏内(1次・2次)の人口を年齢別に
把握する必要がありますので、昼間と夜間、男女別、年齢階層別データもそろえます。
これら人口調査は、住民基本台帳など自治体の役所や図書館などで入手することができますが、
今日では、インターネットからも入手できます。ただ、資料の正確性、的確性を確保するには、
専門のコンサルティング業者に依頼するのも懸命な方法です。
ところで、診療圏内人口の将来予測も行う必要があります。今後の人口が増加傾向なのか、
減少傾向なのか、高齢化がどの程度進展していくのかといったことを見極め、診療圏内の
人口や年齢別分布の予測を立てます。特に高齢者を主たる患者とする診療科目を
専門とする場合は、地域の高齢化の進行状況をしっかり見極めることが必要になります。
この予測をするためには、各地方自治体統計局データをもとに、その地域の人口の
推移、年齢別分布状況、出生・死亡といった人口動向を参考にします。
(4)診療圏内の推定患者数調査
[1]基礎作業
患者数の推定は、入手した年齢階層(前記(3)参照)、性別人口構成と受療率を乗ずることによって算出します。
ここで使う受療率とは、厚生労働省が行う患者調査に基づく人口10万人当たりの診療所における1日当たりの患者数を各診療科目に該当する疾病分類別に調査したデータです。3年ごと発表され、統計書籍として市販されています。実際にはこの元データを各診療科目別の年齢階層別受療率として算出するので、忙しい医師がこれらの集計加工作業をこなすのは効率的ではありません。
したがって、専門業者側が集計した受療率データを入手して活用するのが実際的でしょう。
例えば、内科であれば、疾病大分類データのうち、感染症および寄生虫症などの受療率といったように、疾病分類→診療科目分類へ変換した自院の診療科目の受療率(a)を出し、上記(3)で示した診療圏内(1次と2次)の年齢階層別人口(b)を掛け合わせることで、診療圏内における1日の該当診療科目の患者総数を算出するのです。
【推定患者総数の算出式】
該当診療科目の診療圏内推定患者総数=該当診療科目の年齢階層別受療率(a)×診療圏内年齢階層別人口(b)*上記計算を1次診療圏と2次診療圏別に行い、その結果を合計する。
[2]競合施設の調査による診療圏内シェアの算出
診療圏内の競合調査は、従来は電話帳や、大規模な書店で市販されているドクターズマップ、医籍総覧によってデータを入手していましたが、
最近ではインターネットによるホームページや福祉・医療機構のWAM・NETなどの医療機関検索サイトの活用でかなりの情報を瞬時に簡単に入手できるようになっています。それら公開データに医薬品卸業者、地域の調剤薬局などからその競合医院の評判や実際の来院患者数など、
より深い定性的情報を加え、地域の患者がどの医療機関に通院しているのかを把握します。
これらの情報収集活動を医師本人が行うのは、かなりの手間と時間がかかるので、より詳しく行う場合は、調査業者に費用を支払って
現地実態調査を委託する場合も少なくありません。これらの競合医院をデータ一覧表にまとめて、
医療機関ごとに院長の年齢や専門、後継者の有無、出身大学、診療科目、診療時間、休診日、既存患者数、地域の評判、
スタッフの態度、建物の外観、駐車場の有無や台数、医療機器の整備状況、広告の露出度など経営の強み弱みを評価し点数化していきます。
[3]自院推定来院患者数の算出
診療圏調査は、その立地で開業した場合、自院が獲得できるであろう1日の推定来院患者数を算出できます。
医療サービスの需要である診療圏内の推定患者総数を、医療サービスの供給側である競合調査結果に基づく各競合施設と
自院の評価点数を加えたシェア率で除せば計算でき、それを1次診療圏、2次診療圏ごとに行い、
合計することで自院の獲得できるであろう推定患者数を求めることが可能となります。
[4]聞き取り調査
聞き取り調査とは、その診療圏内の住民から主として競合の評判、医療ニーズ等をヒアリングすることを言います。
従来この調査は診療圏調査に必須ではありませんでしたが、是非実施すべきでしょう。

この調査によりその診療圏内の競合の実態が深くつかめますし、住民の医療ニーズが
各種の面で把握できるからです。
やり方は、診療圏内で30人~100人(標榜科目により変える)の住民に主として
「競合の内容・評価」、「各種の医療ニーズ」を聞き取るのです。聞き取りの内容を
工夫することにより開業後の自院のサービス展開に大きく寄与する場合がありますので、
是非この調査は行ってください。
(5)総合評価
最終的に求められた1日の自院獲得推定患者数が、資金計画からみても必要な患者数に足りていれば、全体の計画は安全性が
高いものと判断して大きな問題はありません。しかし、残念ながら資金計画上必要と見込んだ患者数を調査結果が下回った場合を
どう判断するかです。単純にその立地が開業に不適切だと判断するのではなく、よく中身を吟味することも大切です。
何故かというと、診療圏調査の結果が悪い要因として、自院の推定患者数が少なかった場合、そもそも人口が少なく患者数が
不足している地域なのか、あるいは、患者は十分にいるが競合が激しい地域なのかによって判断は大きく変わるからです。
人口が少ない場合、基本的に医療の需要が少ないのですから自院の医療マーケットとしては不適格です。
反面、競合が激しい場合は、競合の内容をよく吟味する必要があります。例えば、各競合の院長先生の高齢化が進んでいる場合、
将来的には競争が低下します。その地域が近い将来人口増加し発展が予想される場合は医療需要が増加すると判断できるのです。
その判断も考慮に入れて、開業を検討する必要があるのです。
難しい価値判断を要求されますが、現在のように開業ニーズが増加している状況では、自院経営の安全性を最重要視点において
開業の判断をするのが妥当だと考えます。つまり診療圏調査の結果、自院の推定患者数が少なく出た場合、
その原因の如何にかかわらず基本的にはその候補地での開業を見送るのが適切な判断といえます。そもそも開業候補地が
限定され選択の余地が無い場合は別ですが、開業候補地を広く選定できる場合は、開業の立ち上がりの無難さを第一において
開業を進めるのが賢い判断といえるからです。それでなくても開業の立ち上がりは種々の問題が起こってきます。
経営者である院長として診療以外にそれらの種々の問題処理に時間を割かれるのです。自院に患者さんが順調に来院していれば
その問題処理もストレスが少ないといえます。しかし、患者さんの来院が少ないと自院経営が苦しいですから、そのストレスは
かなりなものです。そのストレスは避けるべきです。したがって、推定来院患者数が自院の事業計画上少ない場合は、無理を避け、
その候補地では開業を見送るべきです。
このように診療圏調査に基づく開業地選定の判断は、各種の知識や経験が必須です。そして高度な価値判断も要求されます。
したがって、その判断を的確に進めるためには経験の多い専門家(開業コンサルタント、薬卸業者等)の助言を得て
進めるべきだと考えます。くれぐれも診療圏調査を安易に考えないでください。
診療圏調査は開業する先生の成功・不成功を左右する要なのです。

以上、やや詳細に紹介いたしました。それでもご不明な点もあると思います。ご質問、ご相談は下記アドレスまでお気軽にお送りください。
宛先はこちら
medilink@tky2.3web.ne.jp
こちらのブログも参考にしてください。
医院開業コンサルタントの本音
http://kainavi.seesaa.net/
- 11/08/01
- 成功のポイント
開業を成功させるためには、9つのポイントがありました!
ポイント1 基本構想の確立
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開業を思い立ったら、まず「どんな診療所(医院、クリニック)を創るのか」を考えて下さい。
具体的には「自分はどんな医療サービスをするのか」、そのためには「どれぐらいの規模の診療所なのか」
「何人のスタッフを使うのか」「どれぐらいの資金を使うのか」を、できるだけ具体的にイメージしてください。
このイメージ(基本構想)を持つことが開業準備を進める上で重要です。 なぜなら、このイメージが
開業の諸準備を進める上で指針となり、各種の作業内容を決める判断基準となるからです。
このイメージが湧かないときは、開業準備に精通した人のアドバイスを得て、そのイメージを持つことです。
自分だけで悩まないで、他人の力も借りて開業準備を進めることです。
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ポイント2 開業場所の選定
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開業を成功させるためには、1にも2にも開業場所(物件)の選定です。
開業を成功させた先生の9割以上がそう話します。 多くの商売は、開店場所(立地)を非常に重要視します。
開業場所(物件)が良いか悪いかは、開業の立ち上がりの早さに影響します。
場所が悪ければ、いくら良いサービスをしてもなかなか患者さんが増えません。
患者さんが増えないと経営は安定しませんし、場合によっては閉院に至るかもしれません。
それを避けるために、開業場所は慎重に選択する必要があります。
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ポイント3 診療圏調査の実施
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診療圏調査は、その場所(物件)で医院又はクリニックの開業ができるかを調査し、
判断するものです。 ズバリ、この調査をしないと成功する開業ができません。
なぜなら、この調査は開業準備および開業後の医院経営の基礎資料になるからです。
どのような設備を持ち、どれぐらいの規模で医院、クリニックを作るか、
またどのような医療サービスをするかの決定は、すべてこの調査を基に行います。
この調査が基礎になるのです。
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ポイント4 事業計画の検討
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開業に当たっては、事業計画を的確に立案しなければなりません。
事業計画の検討とは、診療圏調査を基にどの程度の規模、内容の医院又は
クリニックを作るのか、その為にどの程度の資金を用意するか、そしてそれによる
事業の推移はどのようになるのかを具体的に検討するのです。
事業計画の目的は、先生の開業の全体像を具体的な数字(主として資金面)として掴むことにあります。
これをする事により開業における資金面の具体的な計画を立てることができます。
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ポイント5 資金計画の立案
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事業計画の検討をしたなら、それを基に資金計画を立てます。
どれぐらいの資金が必要か、その資金をどこからどのように調達するか、事業計画で立案した
事業予測を基礎にしながら組立てます。
開業には多額の資金が必要です。その資金を無理なく安全に用意するため、
どれぐらいの資金をどこから調達するのかを考えます。
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ポイント6 物件の契約
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物件の契約とは、開業場所を特定の物件に確定する事をいいます。 つまり、特定の不動産を
借りたり買ったりすることです。この契約をする前に、上記の診療圏調査、事業計画の検討、
資金調達を必ずしておかなければなりません。
見切り発車は危険です。後日のトラブル防止のために、必ず診療圏調査、事業計画の検討、
資金調達の目途を付けてから、問題がないことを慎重に検討した上で、物件の契約をしてください。
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ポイント7 建築・内装の実施
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医院、クリニックの開業は、大きく2つの形に分かれます。
まず、一戸の建物を建築してそこで開業する形(戸建て開業)。
もう1つは、ビルの1室を買うなり借りるなりして、そこで開業する形(ビル診、テナント開業)です。
「戸建て開業」では、建物の建築という大きな作業が出てきます。
ここでのポイントは、良い設計士、良い建築業者をどう選ぶかという点にあります。
「ビル診」では、良い内装業者をどう選んでいくかがポイントになります。
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ポイント8 広告宣伝の計画
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広告宣伝は開業にとって非常に重要な作業です。広告宣伝をしないと自院を知ってもらえません。
自院を知ってもらえないと、患者さんに来てもらえません。患者さんに来てもらえないと
経営は成り立ちません。 広告宣伝をする意味はその点にあります。
広告宣伝は、まず「自院を知らせる」点に核心があるのですが、その知らせ方にテクニックが必要なのです。
HP、ブログ、ツイッター、駅前看板、ポスティング等、各種のものがあります。
それをどう選択していくかが広告宣伝計画の大きな要となります。
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ポイント9 スタッフの募集
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開業が成功するかどうかは、スタッフの選択で決まるといっても過言ではありません。
どのような人材を選ぶか、始めに構想を固め公募します。紹介などによって選択するのも良いでしょう。
スタッフ募集のポイントは面接にあります。ここでも経験豊富な人(開業コンサルタント、社会保険労務士、
中小企業診断士等)のアドバイスを受けながら面接に望むと良いでしょう。
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*上記に関するご質問は、下記連絡先までお問合せ下さい。
「開業場所研究会」運営会社
メディカルリンク株式会社
TEL:03-5604-2083
medilink@tky2.3web.ne.jp |

- 11/03/07
- 成功のポイント
時間と手間をかけて開業場所(物件)を探していませんか?
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1、はじめに
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(1)場所 (第3希望まで明記可能です。)
(2)開業形態 (テナント(貸店舗)、土地、医療ビル、その他)
(3)開業科目
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medilink@tky2.3web.ne.jp
当社では、その申込に基づき3営業日内に開業好適物件情報をご提供します。
物件情報提供に際しましては、無駄なく効率的に行う為にも、
先生のお考えを伺う必要がありますので、まず最初に面談させて頂いております。
面談は、ご提供する具体的物件を実際に見学(内見といいます)しながら行うか、
または物件見学より以前に行います。
ご提供した物件の内見には、当社員が必ず同行してご案内します。
その際、その物件の外観、内部、そして周辺を現地にて確認しながらご説明も致します。
内見した物件の中で先生がご興味を持った物件は、当社と一定の検討を加え、
精密な診療圏調査(有料)をするかどうかを決めて下さい。
精密な診療圏調査をする旨の結論が先生より出た場合、先生からの依頼を受けて診療圏調査を開始し、
3週間以内に診療圏調査報告書を先生にご提出致します。
その診療圏調査報告書を受け取った先生は、その物件で開業するか否かを決めご連絡して下さい。
←参照:サービスの流れ(クリックで画像拡大します)
*診療圏調査の重要性など、大切なことはこちら ⇒ 医院開業コンサルタントの本音 でも詳しく掲載しております!
3、開業場所(物件)情報と診療圏調査について
Ⅰ、開業場所(物件)情報の提供
(1)開業物件情報は、不動産業者間で流通しているもの、及び当社が独自で入手した
特別情報の中からご提供します。
(2)ご提供する開業場所(物件)情報は、簡易診療圏調査を実施したものをご提供します。
注、「簡易診療圏調査」の内容は、その診療圏内の「人口動態」「競合施設」「推定患者数」の把握です。
(3)物件の内見は、原則として2週間以内に行ってください。
注、2週間以内に内見を行わない場合、その物件の交渉権は無くなりますのでご了承ください。
Ⅱ、診療圏調査の実施
(1)詳細診療圏調査は、別紙資料と同じ内容のものを行います。
(2)詳細診療圏調査の期間は、原則として、3週間の時間を頂いております。
*上記に関するご質問は、下記連絡先までお問合せ下さい。
「開業場所研究会」運営会社
メディカルリンク株式会社
TEL:03-5604-2083
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- 10/10/25
- 成功のポイント
各種の開業形態
はじめに
今日、開業の形態は、それほど固定的なものではありません。意外に自由な形態を取ることが出来ます。
ただ、その場合「医療機関の役割はどのようなものがあるか」という点をしっかり検証し、
それを基に開業の基本方針と事業計画の検討をする必要があります。
←参照:図1(クリックで画像拡大します)
Ⅰ.ビルテナント開業(図1.Aタイプ)
東京23区内の開業の約9割がこの開業形態です。
比較的、開業費が低額ですみ、開業準備期間も短くすむため、多くの先生が利用する形態です。
この例として、当社が15年ほど前に開業支援した、「Tクリニック」を紹介します。
このクリニックは、京王線沿線の駅から徒歩約4分のビルの1階にあります。
現在面積が100坪以上ありますが、開業当初は、近くのビルの1階約27坪で始めました。
内科、消化器科、小児科の標榜で始めましたが、半年間は集患に苦労しました。
しかし、1年後からは本当に患者さんが集まり、3年目で1日平均100人以上来院しました。
その後8坪ほど院内を広げることができましたが、来院患者数が多く(多いときは1日200人を超えます)、
どうしようもなく狭いので、現在のビルに移転しました。
Tクリニックさんは、大成功のクリニックです。院長先生が地域医療に熱意を持ち、たゆまぬ努力をしてきた結果です。
このクリニックは、ビルテナント開業の、1つのモデルクリニックだと思います。
Ⅱ.戸建開業(図1.Aタイプ)
東京都下や千葉、埼玉、そして、地方での開業の大半は、この形態です。1戸の建物を建て、
その全部または一部を診療所(医院・クリニック。以下同じ)にする形態です。
戸建開業は、開業資金の心配をしなくてよいのなら、ベストな開業形態でしょう。
なぜなら、診療所の面積を自由に取ることができ(土地が広ければ)、建物の形を自由に造る事ができるからです。
しかし、お金の制約がある以上、戸建開業は、資金に応じた大きさ、内容のものしかできません。
ただ、それでもビルテナント開業よりは自由にクリニックを造る事ができます。
土地の値段が安い地域では、良い土地を選択して、先生の考えるクリニックを造る事ができます。
この戸建開業の例をご紹介します。山梨県山梨市で3年前に開業したSクリニック(内科、循環器科、アレルギー科)です。
土地約100坪、建物約60坪です。
Ⅲ.医療ビル開業(図1.Bタイプ)
最近少しずつ増えてきている開業形態です。
複数の診療所(競合しない医院・クリニック)が1個のビルに入る「医療ビル」、
もしくは、複数の診療所がひとつのフロアに入る「医療モール」は、
それぞれ連携を取りながら診療するので、患者さんに便利だとの発想で出てきた開業形態です。
変形版として、「メディカルビレッジ」という形態があります。これは、一戸建ての診療所が複数集まった形です。
確かに、この開業形態は、開業する先生にメリットが多く(他面、患者さんにも都合が良い面が多いです)、
今後増えていく開業形態だと思われます。
医療ビル開業・メディカルビッレジ開業は、集合した診療所が各種の面で連携すれば、非常に高い集患をもたらします。
また、増患もかなり期待できる開業形態です。
医療ビル開業は、お勧めの開業形態ですが、注意するのは、その集合する医院、クリニックの内容です。
標榜科目や規模に問題はないか、また、医療ビルの全体管理に問題はないか等、検討すべき課題はいくつかあります。
非常にメリットの有る開業形態ですが。
この医療ビルでの開業の具体例は、横浜市緑区の医療ビルで開業した、Nクリニックです。
4科目(整形外科、内科、耳鼻咽喉科、眼科)が入っている医療ビルです。
Ⅳ.医業継承(図1.Aタイプ)
以前別な院長先生がその診療所を開業していましたが、事情によりその後を引き継いで(承継)開業する形態です。
この形態は経営上安定的ですが、その反面色々な制約もあります。
この開業は、開業費用が安く済むので、もっと利用されても良い開業形態です。
ただ、承継の情報が広く出回らないので、中々この形態の利用が進みません。
この形態の例は、茨城県稲敷郡にあるAクリニック(当初はK医院と呼称)です。
院長先生が急逝し、その後を継いで現理事長が承継しました。
当初は、1医院でしたが、今では法人化し、3分院を有するにいたっています。
Ⅴ.在宅医療専門クリニック(図1.Cタイプ)
格別の診療施設を持たず事務処理スペースのみを備えた医療施設で、もっぱら在宅医療を行う形態です。
設備やスペースが必要ないため開業費用がかなり低額になります。
機動力と強い熱意があれば、面白い展開が出来ます。
Ⅵ.センター的クリニック(図1.Dタイプ)
いわゆる画像センターなどの専門特化型の医療機関をいいます。
機能的には、他の医療機関の検査(画像診断、高機能検査)の請負的な役割を果たし、
特化した機能に集中するクリニックです。
往々初期投資はかかりますが、高機能を備え、営業力があれば面白い開業形態です。
*上記に関するご質問は、下記連絡先までお問合せ下さい。
メディカルリンク株式会社
TEL:03-5604-2083
medilink@tky2.3web.ne.jp |
- 10/07/22
- 成功のポイント
当サイトは、グーグルで「医療ビル 東京」「医療ビル 神奈川」「医療モール 埼玉」などの検索語で
常に1位~3位の順位を占めています。それも1年以上前からです。
20年近い開業支援コンサルティングの経験を元に、「どうすれば開業が成功するか」のノウハウを蓄積してきました。
そして具体的には、「成功する開業場所(物件)は、どんな場所(物件)か」を考え、基礎データとしての
診療圏調査も合わせて行っております。
開業の成功について長年研究してきました。その成果を当サイトに反映しています。
アピールポイントとしては、土地活用のノウハウと医療開業支援の融合が強みです。
物件掲載のお問合せは、こちら。

- 10/06/29
- 成功のポイント
医療ビル・医療モールライブラリーについて
このライブラリーは、個性的な医療ビル・医療モール(集合医療施設)を選別し、その良さを画像と文章で紹介するものです。
当サイトの認知度は高いので(トップページの右下部、「お知らせ」欄をご参照下さい)、広く世間にその施設を紹介する事ができます。

今回ご紹介するのは、千葉市美浜区にある
「ショッピングセンターPIA 医療モール」です。
詳しい内容は、上の画像をクリックしてご覧下さい(画像が拡大して表示されます)。
現在、婦人科・皮膚科・耳鼻咽喉科を募集中です。
ご不明な点・詳細についてお知りになりたい方は、お問合せ下さい。
【医療ビル・医療モールライブラリー バックナンバー】
VOL.1:「長津田クリニックビル」横浜市緑区
あなたの医療ビル・医療モールも宣伝告知してみませんか?
掲載料は6ヶ月 30,000円です。
詳細はこちら。
- 10/03/05
- 成功のポイント
医療ビルや医療モールを企画し建築する場合、まず行うことが「医療テナント誘致診療圏調査」です。この場所で、医療ビル・医療モールを建築した場合、はたしてテナントが入るか、基礎的な判断を行う調査です。この調査により、建築企画の妥当性や建築の有用性を検証します。
医療ビル・医療モールの建築計画の場合、いくつかの段階を踏むのが通常です。
まず、準備的な企画の場合は、「医療テナント誘致簡易診療圏調査」をします。そして、本格的な企画や実施企画に入る場合には、「医療テナント誘致診療圏調査」を実施します。
医療テナント誘致診療圏調査
(1)医院クリニックが開業する場合、一般企業が行う市場調査に当たるものが「診療圏調査」です。医療ビルや医療モールはテナントとして医院クリニックが入るので、診療圏調査をして医院クリニックの開業の適否をチェックして、それを元に誘致の可能性を検討するのです。これが医療テナント誘致診療圏調査で、誘致調査の基本形となります。
(2)診療圏調査は次の内容です。
ⅰ,人口動態調査
ⅱ,競合施設調査(競争相手の内容調査)
ⅲ,推定患者数調査(1日あたりの患者数を調査)
ⅳ,聞き取り調査
ⅴ,現地調査
(3)当研究会が行う調査の特徴は次の点にあります。
ⅰ,データの精度の高さ
*30件以上の実例をもとに、精度を追求しました。
ⅱ,聞き取り調査の実施
*他社ではこの調査をほとんど実施していません。
ⅲ,実施例の多さ
*30件の実例をあげています。
医療テナント誘致簡易診療圏調査
(1)医療テナント誘致簡易診療圏調査は、上記1)の調査の簡易版です。簡易的な調査をして、計画実施の方向性を検討します。
(2)内容
ⅰ,人口動態調査
ⅱ,競合施設調査
ⅲ,推定患者数調査
ⅳ,実地調査
最後に
精度の高い医療テナント誘致調査のポイントは、「経験」と「精度の高いデータ収集」、そして「実地調査の実施」の3点です。この3点を押さえて初めて誘致調査といえます。安易な建築計画は失敗を招きますので、ぜひ誘致調査をして医療ビル・医療モール計画を進めてください。
**下記に調査書(抜粋)の見本を掲載いたしました。詳しい資料をご覧になりたい方は、下記アドレスまでお気軽にご連絡ください。
宛先はこちら
medilink@tky2.3web.ne.jp









- 09/12/25
- 成功のポイント
当サイトは、医院・クリニックの開業に適した物件をご紹介しています。
(掲載基準はこちらをご照会ください。)
『当サイト用語集』
当サイトでよく使われる用語を簡単に解説します。
(1)医療ビル (いりょうびる)
複数の診療科目の独立した医院が、一つのビルにまるごと入居し、患者さんがそのビルで総合病院の外来のように
受診できる機能を持った形のもの。
医院は、3~6戸ぐらいが入っているのが一般的。
(2)医療モール (いりょうもーる)
上記の医療ビルのようなスタイルで、大型ショッピングセンタービルや大型ビルのワンフロアーに商店街のように軒を連ねて
独立した各医院が並んでいる形のもの。
ここでも、医院は3~6戸ぐらいが入っている。
(3)テナント (てなんと)
一棟のビルの一部を賃貸借して、独立の医院として開設する形のもの。
(4)医療ビレッジ (いりょうびれっじ)
医院の集合タイプではあるが、医療ビルのような一つのビル内に集約するのではなく、それぞれの医院が一箇所の地区に
独立した一戸建ての医院を建て、いわば、地域の医院ゾーンを形成する形のもの。
(5)承継 (しょうけい)
今まで診療所(医院・クリニック)を開設していたA先生が、何らかの理由によりその診療所の一切の経営権を他の医師に譲り、
その譲り受けた医師が診療所を運営する形態(いわゆる居抜きと呼ばれる形)。
(6)スケルトン(渡し) (すけるとん(わたし))
貸店舗や貸事務所などの建物において、スケルトン(骨組)をインフル(内装等)に分けて、スケルトン部分だけを賃貸する事。内装は原則として、貸借人が自らの費用で行う。

- 09/12/25
- 成功のポイント
医療ビル、医療モールのメリット・デメリット
今日、医療ビルや医療モールでの開業が人気です。
医院・クリニックの新規開業の1,2割を占めているといわれています。
たしかに、医療ビルや医療モールでの新規開業は人気ですが、当然その開業については、
メリットとデメリットがあります。
「メリット」
1.複数の診療所が集まることによる集患面での相乗効果が得られる。
2.他入居医院との診診連携が取りやすいため、専門性特化がしやすい。
3.診療科目ニーズのある地域であれば、駅から遠くても集患が見込める。
4.単独開業に比べて自院の認知の浸透が早いため、比較的集患が楽。
5.調剤薬局が併設されていることが多い。
(近年は薬剤の在庫管理にかかるコストを削減するため、院外処方が主流となっている)
6.敷地内に駐車場が完備されていることが多く、患者の利便性が高い。
「デメリット」
1.医療機関と物販店、飲食店(酒を提供する飲食店)など他業種混在の場合、
クリーンなイメージを損なう場合があり、患者がマイナスのイメージを持つ可能性がある。
2.開業医間の関係がうまくいかなかった場合(共有部分の費用按分など)、対処に困難が伴う。
3.他入居医院の悪い評判の影響を受ける場合がある(受付、待合室など共有している場合など)。
4.テナントがすべて埋まらず1ヵ所でも空いていると、それだけでも患者がマイナスのイメージを持つ場合がある。
5.開業準備の際、内装業者など各種業者が指定されている場合がある。
6.初期・運営コストが比較的高い場合がある。
・ 内装や備品が全て揃っていて開業するケースの際に、自身で準備するよりもコストが高くなる場合がある。
・ 一般のビルテナントよりも家賃が高いケースもある。
このように、医療ビルや医療モールでの開業にはメリット・デメリットがあるので、一概にいい悪いの判断はつけられません。
したがって個々のケースを慎重に見極める必要があります。
そして、その際のポイントは次の点です。
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(A) ビルの運営管理者が、その医療ビル・医療モールの運営に正しい理念や強い意欲をもっているかどうか。
(B) その医療ビル医療モールの診療圏が、適正か(換言すれば診療圏調査が的確になされているかどうか)
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この2点が満たされているかどうかが、その医療ビル、医療モールの成功の条件になってきます。

- 09/10/23
- 成功のポイント
承継開業(継承開業)とは、医院・クリニック(診療所)を前院長から譲り受けてその診療所の経営を引き続き行う開業の形態を言います。最大のメリットは、患者さんをそのまま引き継ぐ事ができる点です。(ただ、患者さん全員を全て引き継げる保証はありません。)初年度からおおよその診療報酬の予測がつき、場合により医院を承継してすぐに黒字になる事もあります。医療機器などもそのまま使え、初期投資が少なくてすむのもメリットです。
このように書くと、「承継開業」には欠点はないように聞こえますが、次のような欠点もあります。まず、立地を選べません。そして、引き継いだ診療所が開業後数十年経過していて、内装などがかなり古くなっている場合が多いのです。また、譲り受けた医療機器も性能的に現在の製品と比べて劣っています。そのためそのままでは先生自身が望むような医療サービスを患者さんに提供できない事もあります。
「承継開業」を目指すにしても、条件の良い案件がいつ・どこの地区に現われるかは不確定です。
承継案件(承継物件)だけに絞って待っていた結果、いつまで経っても開業できなかったという事が無いようにしなくてはなりません。おおよその開業時期を明確にしたうえで承継案件が現れるのを待つべきです。そして、ある時期まで来ても承継案件が出てこない場合には、新規で開業する、といった具合に両面の開業形態を考えつつ、準備をするべきなのです。

- 09/06/15
- 成功のポイント
医療ビル・医療モールライブラリーについて
このライブラリーは、個性的な医療ビル・医療モール(集合医療施設)を選別し、その良さを画像と文章で紹介するものです。
当サイトの認知度は高いので(トップページの右下部、「お知らせ」欄をご参照下さい)、広く世間にその施設を紹介する事ができます。

今回ご紹介するのは、横浜市緑区にある
「長津田クリニックビル」です。
詳しい内容は、上の画像をクリックしてご覧下さい(画像が拡大して表示されます)。
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掲載料は6ヶ月 30,000円です。
詳細はこちら。
- 08/06/27
- 成功のポイント
[医院開業を成功させる3つのポイント]
開業を成功させるには、押さえるべき点があります。特に次の3点です。
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