【開業成功のポイント】 2015/7/22 新記事追加のお知らせ

【開業成功のポイント】新記事追加のお知らせ

開業成功のポイントのページに新しい記事
開業エリアのご案内】 を追加しました!
今後の社会情勢を踏まえて開業エリアをシリーズでご紹介をする予定です。まずはプロローグ!!

【 開業エリアのご案内 シリーズプロローグ 】


【 開業エリアのご案内 - シリーズ プロローグ





 このシリーズは、今後の社会情勢を踏まえて開業エリアのご案内をするものです。 それも従来慎重に検討されなかった、開業立地の地域性を深く且つ緻密に考察をするものです。

 先生にとり、開業の目的は一生の事業としての 「安全」 「安定」 でしょう。 この2点を満たすためには、具体的な物件の診療圏調査を基礎にした、いわゆる市場調査の分析評価をしますが(狭義の診療圏調査)、広義ではその物件を含む広範囲な地域の自然環境、社会環境 (人口、交通、文化)、経済環境 (農工業生産、消費、暮らし) を調査分析する必要があります(開業エリアの広範囲な診療圏調査)。

       開業エリアの診療圏調査

 それを基に、先生は自分の将来計画を策定し、それを基礎に置き、その計画を実現するために開業計画と人生計画を練り、その実現のための諸活動を進めることになります。 注意としては、最新の各種データを基に開業エリアの市場分析(開業エリアの診療圏調査)をすることが大事です。
 特に、今後日本の社会情勢は、自然災害の多発、国家経済の逼迫が迫り大きな混乱が生じるのではないかと言われています。 仮にそれらが無くても、超高齢化社会は確実にやってきます。 それをどう考え、自分の人生設計を築いていくかは、開業が大きな節目になると考えます。

 医院開業を考えている先生は、是非今一度、開業エリアの問題を検討して欲しいと思います。 そのことは、開業後しばらくして活きてきます。 将来悔やまないためにも今検討し開業準備に入ってください。 ここで言う
開業エリアとは、便宜上、都道府県の単位で見ます」。

当研究会の活動範囲からして、関東地方を中心に開業エリアを、今後シリーズでご紹介していきます。

  シリーズ① 埼玉エリア
  シリーズ② 千葉エリア
  シリーズ③ 群馬エリア
  シリーズ④ 栃木エリア
  シリーズ⑤ 神奈川エリア
  シリーズ⑥ 東京エリア

テナントアシスト・ウイン株式会社
医院開業コンサルタント 福井温彦





*上記に関するご質問は、下記連絡先までお問合せ下さい。

「開業場所研究会」運営会社
テナントアシスト・ウイン株式会社
Email:fukui@tenant-aw.jp

【開業成功のポイント】 2015/7/13 新記事追加のお知らせ

【開業成功のポイント】 新記事追加のお知らせ

開業成功のポイントのページに新しい記事
開業準備における物件選定のポイント③】 を追加しました!
物件選定のポイントの最後は「物件のハード面及びソフト面のチェックを慎重に行う」点についての記事です!!

【 開業準備における物件選定のポイント③ 】

 

 

【 開業準備における物件選定のポイント③ 】
-物件のハード面及びソフト面のチェックを慎重に行う-
 

 医院クリニック開業準備における開業場所物件選定のポイントの最後として、今回は物件自体のチェックについて説明します! 物件のチェックとしては、ハード面とソフト面のチェックをする必要があります。

まず、ハード面のチェックとしては、物件の構造や状態、②電気・ガス・給排水設備、③その他があります。

①(物件の構造や状態)は、木造の建物の場合は建築年月日を調べ、30年以上経過している場合は、構造の精密なチェックをするのが無難でしょう。 できれば、30年以上経過している物件は、避けるのが無難でしょう。
鉄骨造や鉄筋コンクリ-ト造の場合は、建築して50年以内であれば大きな問題は無いと言えますが、構造のチェックが簡単にできないことから、50年以上経過している建物は、管理がしっかりしているもの以外は避けるべきです。

②(電気・ガス・給排水設備)は、電気は容量をチェックし、足りなければアップが可能かチェックしてください。 ガスは必須の設備ではないですが、乾燥機で利用できるので設備の状態をチェックしてください。 給排水設備ですが、給水について十分な量があるか、給水管の配管が適正か、排水についても同様にこれらの点を調べてください。

③(その他)ですが、医院の内装をする上で重要な天井や梁の高さ、床の構造、壁面の構造など内装のレイアウトに制約や不備を与えないかどうかをチェックする必要があります。

以上のチェックは、医院内装を数十件以上経験している建築士さんや内装業者さんに精密にしてもらう必要があります。 大きなお金を投入する部分ですし、日々診療に使う場所なので十分なチェックが必要です。

 

次に、ソフト面のチェックする点を挙げます。物件の管理状況、②入居者、③物件の所有者・管理者の内容です。

①(物件の管理状況)ですが、建物の隅々まで見て回り管理状況を調べます。 この場合も建物管理の専門家と一緒にチェックするのが良いでしょう。 管理状況が悪いと結果として自院の運用そして集患にマイナスになります。

②(入居者)については、ヤクザや問題企業そして宗教団体などが同居していないか、周辺からの聞き取り調査、法務局での調査、場合により興信所による調査も経て慎重に入居者をチェックしてください。 開院してから問題が判明しても遅いのです。 事前に細かくチェックしてください。

③(物件の所有者・管理者)意外に見落としがちです。 建物の所有者・管理者とは長い付き合いになります。 単なる賃貸借関係以上の密接な関係になります。 ここでもと同様に慎重な調査をしてください。

物件のチェックは、手を抜かず、専門家の手を借りて緻密且つ広範囲に行う必要があります。

 

【 開業準備における物件選定のポイント① -開業の基本構想を明確にし、それをベースにして場所選定をする-
【 開業準備における物件選定のポイント② -その開業場所(物件)の各種データを検討する- 】

 

*上記に関するご質問は、下記連絡先までお問合せ下さい。「 開業場所研究会 」 運営会社
テナントアシスト・ウイン株式会社
Email:fukui@tenant-aw.jp

 

【開業成功のポイント】 2015/7/06 新記事追加のお知らせ

【開業成功のポイント】 新記事追加のお知らせ

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開業準備における物件選定のポイント②】 を追加しました!
物件選定に必要な「開業場所(物件)の各種データを検討する」点についての記事です!!

【 開業準備における物件選定のポイント② 】


【 開業準備における物件選定のポイント② 】

-その開業場所(物件)の各種データを検討する-


 医院クリニック開業場所物件)の選定は、単なる勘で決める作業ではありません! 至って科学的な
検証を伴う作業です。 後は、実証的な作業でもあります。 したがって、開業候補場所(物件)が出てきたら、
次のようなデータを収集して検討する必要があります。

まず、「診療圏を設定する」ことです。 この設定は意外に難しいですが、やや狭い範囲で設定して検討するのが無難でしょう。 当然、開業する科目により診療圏の広さが違ってきます。 一般的には、内科の場合、大都市の住宅地では物件を中心に半径500m、地方都市では1kmにするのが適切でしょう。 整形外科では、それより広く1km、そして1.5kmにします。 より精密には現地を歩き、診療圏を精密に設定するべきです。 いわゆる診療圏の分断事由等を加味します。

診療圏を設定したら、次はその診療圏内の各種データを集めます。 まず、「人口関係(男女別人口、世帯数、
5歳刻みの人口数、昼夜間人口)」、「競合関係(競合施設の数、内容)、「その他(産業活動指数、消費指数、
文化指数、くらし指数、各種開発計画等)」です。 これらのデータを分析し評価します。

その他に必須のデータが、診療圏内の住民からの「聞き取り調査」です。 手間がかかり大変な作業ですが、
是非やるべきです。 この調査をやっている会社は、少数派ですが、ある意味で一番重要なデータだと考えられます。 何故なら、このデータにより診療圏内の生の実態が理解でき、各種の表に出ていない情報が得られるからです。 これらのデータは貴重です。 私は、これでこの診療圏での開業の当否がほぼ判断できます。

ともかく以上のデータを集め総合的な判断をする必要があります。 最近多いのが、パソコンソフトを使った診療圏調査ですが、否定はしませんが、それのみに頼っては良い結果を得ることはできないでしょう。
診療圏調査は、各種の新しいデータを集め、現地を歩き、住民の声を聴き慎重に判断すべきです。


【 開業準備における物件選定のポイント① -開業の基本構想を明確にし、それをベースにして場所選定をする-
【 開業準備における物件選定のポイント③ -物件のハード面及びソフト面のチェックを慎重に行う- 】





*上記に関するご質問は、下記連絡先までお問合せ下さい。

「 開業場所研究会 」 運営会社
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