【医療ビル,医療モールでの開業の長所・短所】
今日、医療ビルや医療モールでの開業が人気です。 医院・クリニックの新規開業の1,2割を占めているといわれています。 たしかに、医療ビルや医療モールでの新規開業は人気ですが、当然その開業については、 メリットとデメリットがあります。
「メリット」
1.複数の診療所が集まることによる集患面での相乗効果が得られる。 2.他入居医院との診診連携が取りやすいため、専門性特化がしやすい。 3.診療科目ニーズのある地域であれば、駅から遠くても集患が見込める。 4.単独開業に比べて自院の認知の浸透が早いため、比較的集患が楽。 5.調剤薬局が併設されていることが多い。 (近年は薬剤の在庫管理にかかるコストを削減するため、院外処方が主流となっている) 6.敷地内に駐車場が完備されていることが多く、患者の利便性が高い。
「デメリット」
1.医療機関と物販店、飲食店(酒を提供する飲食店)など他業種混在の場合、 クリーンなイメージを損なう場合があり、患者がマイナスのイメージを持つ可能性がある。 2.開業医間の関係がうまくいかなかった場合(共有部分の費用按分など)、対処に困難が伴う。 3.他入居医院の悪い評判の影響を受ける場合がある(受付、待合室など共有している場合など)。 4.テナントがすべて埋まらず1ヵ所でも空いていると、それだけでも患者がマイナスのイメージを持つ場合がある。 5.開業準備の際、内装業者など各種業者が指定されている場合がある。 6.初期・運営コストが比較的高い場合がある。 ・ 内装や備品が全て揃っていて開業するケースの際に、自身で準備するよりもコストが高くなる場合がある。 ・ 一般のビルテナントよりも家賃が高いケースもある。
このように、医療ビルや医療モールでの開業にはメリット・デメリットがあるので、一概にいい悪いの判断はつけられません。 したがって個々のケースを慎重に見極める必要があります。 そして、その際のポイントは次の点です。
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(A) ビルの運営管理者が、その医療ビル・医療モールの運営に正しい理念や強い意欲をもっているかどうか。 (B) その医療ビル医療モールの診療圏が、適正か(換言すれば診療圏調査が的確になされているかどうか) |
この2点が満たされているかどうかが、その医療ビル、医療モールの成功の条件になってきます。












